翌日から僕の態度や状態は一変した
ふさぎこみがちになり
陰がつくようになった


何事もやる気がおきず


ただただ1日が少しでも早く終わることばかり祈っていた


歩くのも嫌で拒否していた
拒否してもどうせサトシが肩にのせ
ボクを運ぶのだから


食事もとらなくなった


食べたくないし
食べられない

「なあピカチュウ…なんでご飯をたべてくれないんだ?」
心配そうに聞いてくるサトシ
理由を言ったところで通じない
僕は顔を背けた
そんなことが毎日続いた

ヒカリもタケシも心配していた
タケシはいろいろなポケモンフーズを作ったり
ジュースやゼリーなど試行錯誤してくれた
悪い気持ちになるがやはり食べる気がおきなかった


どんどん痩せて痩けていく
惨めな見た目に成り下がろうとかまわなかった


悲しむ人は多くとも
一番悲しんでほしい人が悲しまないなならかまわない


何事にもやる気がおきない日々が続く
しかしバトルには積極的に参加した


バトルで燃え尽きたかった
バトルで死にたかった


けれどポケモンセンターがあるいじょうそれは不可能な願いだと悟った

ならばと憂さを晴らすように相手を痛めつけた
本当にどうでもよかった


ボクの豹変ぶりを
仲間は恐れ
サトシ達人間は心配した

何度もポケモンセンターにつれていかれ検査をされた
しかしいくら検査したところでわかるわけがない


恋の病だとか馬鹿らしいかもだが
事実なのだから仕方がない


診察台の上でどうやれば死ねるのかを考えてしまっていた

生きる意味はない
生きる価値がない


あなたのいない世界で生きられるほどボクだって強くないのだから


------------------------------------------------------------------------------------------------
もっと人間の会話をいれたほうがいいのかなあとか書いてから思いました
どうでしょうみなさん?


つづきます

inserted by FC2 system